忠孝酒造で20年後の祝杯を仕込む|娘のハーフバースデーに古酒づくり体験

妊活・子育て

こんにちは、ふみおです!
先日、生後6か月を迎えた姫ちゃんのハーフバースデーを記念して、家族3人で沖縄へ行ってきました。

今回の旅には、どうしても叶えたい夢がありました。
それは姫ちゃんが生まれた年の泡盛を仕込み、20年後に古酒を飲むことです。

今回は、沖縄県豊見城市にある忠孝酒造での古酒づくりの体験レポートです。

結婚するさらに前、沖縄旅行から始まった僕の夢

実は僕、ゆうこと出会う前から沖縄が大好きでした。

7年前のある日、同僚と行った沖縄料理屋で飲んだ泡盛のおいしさに衝撃を受けました。
その年の夏、沖縄を訪れ、酒造見学に行ったのが忠孝酒造でした。
そこで出会ったのが、古酒(くぅーす)を熟成するためこだわり抜かれた甕(かめ)です。

7年前に見た「一つとして同じ模様のない」甕たち

年月を重ねることで味わいが深まり、歴史まで閉じ込められているような特別なお酒。
焼き締めの技術がなければ、20年経って開けたら、蒸発してしまっていて空っぽ、ということもある。
それでも甕だからこそ生み出せる熟成の味。
このロマンに完全に心を奪われました。

そしてその時から、
「いつか子どもが生まれたら、生まれた年に泡盛を仕込んで20年後に一緒に飲みたい」
という夢を持つようになりました。

ハーフバースデーの記念に忠孝酒造へ

忠孝酒造では1日2回、10時と14時に酒造見学を実施しています。

我が家は午前中にハーフバースデーの記念写真を撮影し、午後の見学に合わせて訪問するスケジュールを組みました。

ところが当日は梅雨明け直前の沖縄には珍しく、全然やまない土砂降り。

本来なら古酒蔵や甕づくりの窯も見学できるのですが、かなりの雨だったため断念。
映像資料や工場を見ながらスタッフの方が丁寧に説明してくださいました。

忠孝の歴史と革新性についてお勉強

何度も打ち合わせして作った世界に一つだけの甕

実は今回の甕づくり、当日だけで完成したわけではありません。

事前に何度もメールでやり取りを重ねながら、甕のデザインやラベルデザインを調整して当日を迎えました。

20年後に見た姫ちゃんが喜んでくれるかな。
ラベルにはどんな想いを載せようか。

夫婦で話し合いながら少しずつ形にしていく時間も、とても楽しい思い出になりました。

ちなみに、事前のメールのやり取りでひとつエピソードが。
ラベルのサンプルを作る際に、姫ちゃんの名前の漢字から、由来を想像して送ってきてくださった文章が、まさに我が家の名づけの意図と合っていました。

通り一遍のサンプルを書いて「瓶にどんな言葉を載せたいですか?」と聞くだけで伝わるでしょう。
ただ、この方は、ひとりひとりのお客さんにしっかり向き合ってくださっているんだなと、感動しました。
ラベルを担当してくださった大城さん、ありがとうございました。

実物も素敵な仕上がりでした

待ちに待った甕入れの儀

いよいよ、この日のメインとも言える甕入れの儀

沖縄には、両家の水を一つの盃に注ぎ合わせて飲む伝統的な結婚式の文化があります。
今回の体験では、その文化になぞらえて泡盛を甕へ注いでいきます。

まずは僕とゆうこが、それぞれ姫ちゃんの名前の由来を書いた特別なラベルの瓶を手に取りました。
そして夫婦で同時に泡盛を甕へ注ぎ入れます。

さらに姫ちゃんにも名前入りの小瓶を持ってもらい、一緒に甕へ注ぎました。

一緒に注ぐ姫ちゃん

もちろん本人は、瓶に少し触れた程度で、何が起きているか分かっていません。
でも20年後、この写真や動画を見返した時に少しでも喜んでくれたら嬉しいなと思いました。

最後に封をして完成。

たった数分の儀式でしたが、家族の歴史が始まる瞬間のような不思議な感覚がありました。

古酒はお酒でありタイムカプセルでもある

泡盛の古酒は、熟成した年数の分だけ価値が高まり、おいしくなると言われています。
なので、20年後にどんな味になっているのかとても楽しみです。

特に忠孝酒造では、沖縄県産マンゴー酵母を使った熟成スピードが早い忠孝原酒という銘柄で古酒を作ります。
その仕上がりは、間違いないと思います。

ただ、僕が一番楽しみにしているのは味ではありません。
20年後、お酒が飲めるようになった姫ちゃんを祝って、一緒に甕を開ける瞬間です。

生後6か月だった姫ちゃん。
育休を取得していたゆうこと僕。
初めての飛行機旅行。
雨ばかりだった沖縄。

そんな思い出を、きっと一気に思い出すと思います。

家族の幸せも、20年かけて熟成して、味わい深いものになってくれているといいなと思います。

19年半後の開栓が今から楽しみ

完成した甕は厳重に梱包され、自宅へ配送していただきました。
大切な宝物なので、割れないよう緩衝材でしっかり守られていました。

届いた甕を見ながら、ニヤニヤしつつ、大事にしまいました。

姫ちゃんが20歳になるまで、あと19年半。
開ける頃に、家族3人でどんな話をしているのか。
姫ちゃんはどんな大人に成長しているのか。

20年後の祝杯を想像しながら、今日も育児を楽しんでいこうと思います。

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